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☆建設会社が教える!コンクリート種類!場所や環境、気温で使い分ける理由は何?
2025-10-21

☆建設会社が教える!コンクリート種類!場所や環境、気温で使い分ける理由は何?



みなさま、こんにちは!
弊社では、RC造(鉄筋コンクリート造)を主にマンション建設を行っていますが
コンクリートは、環境使用目的に合わせて使い分けられていることをご存知でしょうか!


今回はそんなコンクリートについて分かりやすくご紹介できればと思います






まず「使用目的」によって使い分けられているコンクリートをご紹介いたします


普通コンクリート
→建物の基礎や床、柱などによく使われる標準タイプ!
 強度と耐久性のバランスがとても良く、コストもお手頃価格です



高強度コンクリート
→普通コンクリートよりも圧縮に強く、高層ビルや橋脚などの
 重たい荷重がかかる場所に使用されます



軽量コンクリート
→軽い素材を使った骨材で作られているコンクリート!
 建物全体の重量を抑えたいときに使用されます(マンションの床スラブなど)



透水性コンクリート
→地面に水をしみこませる性質のあるコンクリート!駐車場や歩道などの
水溜りができやすい場所で使用され、環境にも優しいコンクリートです




次は、「環境」によって使い分けられているコンクリートです

○寒中コンクリート
→平均気温が4度以下を予想される時期に使用するコンクリート
 低温でコンクリートの硬化が遅れたり、水が凍結して内部組織が破壊される「初期破壊」を防ぐため、
・水を加熱してコンクリートの温度を高める
・AE剤(凍結防止剤)や促進剤などの混和剤を添加
 したりします!



○暑中コンクリート
→平均気温が25度以上を予想される時期に使用するコンクリート
 高温により、セメントの水和反応が活発になると、強度低下・ひび割れ・凝縮時間の短縮が起きてしまうので
・練り混ぜ水に氷を使用し温度を抑える
・凝縮時間を遅らせる、遅延形混和剤を添加
 したりします!



いかがでしたでしょうか!建設現場は知れば知るほど奥が深く、そして細かいなと感じます
コンクリートの他にも、色々細かく現場の決まりやその現場に合わせた工法があります!

そちらを「現場日記」として、リアルタイムで現場の進捗状況をご紹介しているので
是非ご覧ください♪


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